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世界またたび物語

アムステルダム(AMSTERDAM)

お母さんにとっては、2度目の訪問なんだって。
 
ホテルに着いて早速周辺を散歩すると、
マクドナルドの向かいに何と!刺青屋。
 
女性がベッドの上に上半身、裸でうつぶせになって
チクチク刺されているのが、通りから見えちゃったんだよ!
 
数件先のギフトショップに入れば、ポルノグッズが堂々と、
ディスプレイされているんで、お母さんはびっくりしてた。
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ネコに会えるかなあと、ドキドキしながら歩いていたら、
アラブレストランの入り口で茶トラのネコ2匹! 
 
何と、真っ昼間というのにハグハグ、ポルノの真っ最中!じゃぁないの!
目のやりばに困っちゃった。周辺の人達、はニヤニヤ。
ここアムステルダムって、何とおかしな街でしょか。
 
アラブレストランの名は「ババ」。
オーナーのババさんと、ポルノの実演を見せた雄の「ミシュ」。
お相手はお疲れか、その後、姿を見せなかった。
恥ずかしかったのかもニャア。
 
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ネコの美術館(KTTEN KABINET)

  1. ムサビ時代の同期生、ジュエリーデザイナーの黒瀬恭子さんからの便りで、
この美術館のことを知ることが出来たんだ。
彼女はアムステルダムのギャラリーで、よく展示会をしているんだよ。
 
[ネコの美術館](Katten Kabinet)
住所:Herengracht 497, Amsterdam
020-6265378
ホームページ:http://www.kattenkabinet.nl/
 
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この美術館のオーナーはボブ・マイヤーさん。
 
1983年に18才の愛猫「ジョン・ビエール・モルガン」の死を悲しんで、
思い出のために美術館を造ることにしたんだって。(2007年オープン)
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ボブ・マイヤーさんと、愛猫モルガンの肖像画。
マイヤーさんと猫の関係が有名になり、とあるアメリカ人が
モルガンをモチーフにしたドル札まで作ったそうだ。
 
そのお札も額装されて、階段の壁面に飾られていた。
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中に入り早速、ネコちゃんに出迎えられた。
ここには4匹のネコが住んでるんだ。

壁に高橋行雄さんのポスターが飾られていた。凄いね!

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ギャラリーは2階にあって、ネコの足跡のついた階段を上がっていくと、彫刻が施された壁面に高い天井の、まるで貴族の館のように豪奢な部屋が続いている。

壁という壁は、それは見事な猫の絵画で埋め尽くされていた!
藤田嗣治の版画はもちろんのこと、モダンな猫から古典的な猫もあり!

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静かに僕たちの前を通り過ぎていくネコ、椅子の上でスヤスヤと眠るネコを眺めながら、お母さんは、ゆったりとスケッチが出来た。

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重厚なカーテンの向こうには美しい運河が流れ、ここはまるで天国の様。

ボブ・マイヤーさんに本当に感謝だよねぇ。

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ここはお母さんの大好きなスタンランの部屋だよ。
壁一杯に、デッザンや絵画が沢山飾られていて、ごきげんでした。

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スタンランの一番有名な黒猫のポスターだよ。

デザインが素晴らしいよね。
僕も大好きさ!

 

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ここオランダは自然環境を大切にし、人にも、動物たちに対してもとても優しいし、アート感覚にも優れた、成熟した国だ。

パンクっぽい自由さにあふれる中、アンネハウスで戦争の恐ろしさをも気づかされる。

そうした過去があるからこそ、現在をエンジョイしようという、人々の心が旅人の心を優しく包んでくれるようだったニャー。

   

ソサエティー・オブ・イラストレーターズ

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この人がボクのお母さん、
久世アキ子です。
 
時は、1996年5月15日。
彼女がメンバーになっている
7年ぶりに日本人メンバー13人展が
催されたんだよ。
 

これは、その時に出展した作品。 この会から、ネコをテーマにした作品を出品し始めたんだよ。

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2001年4月26日、 4年振りのSIグループ展に出品した作品。

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2003年5月14日~6月7日まで、SIグループ展に出品した作品。 

タイトル「招き猫」。9.11やイラク戦争も起き、世界平和を祈りながら、描かれたんだよ。 

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マックス (MAX)

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展覧会よりもお母さんを喜ばせたのは、
この協会のディレクター、テリー・ブラウンさんの部屋に、
MAXという名の猫チャンが住んでいるのを知ったときだ。
 
なんてステキなことでしょう!
 
この部屋からすべての情報が送られて来るんだけど、
それがボクの仲間MAXのぬくもりに包まれていたなんて……。
全然知らなかったよ。
 
ボクもほんとに嬉しい!

 

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これが、MAX。
いい男でしょ。
 
MAX実は女の子、メスでした!
名前により、てっきりオスかと勘違い。
 
 
 
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悲しいことに、1999年6月、
MAXは天国に旅立ってしまいました。
 
ありがとう、MAX。
逢えて本当に良かったネ!!
 
MAXのご主人であるディレクターのテリーが退社なさり、
私もメンバーから退会。
 
数々の素敵な思い出をありがとう!
 
 
 
 
ディレクター・テリーブラウンに捧げます。
I present to Director Terry Brown.

 

アルゴンキンホテル(THE ALGONQUIN HOTEL)

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New Yorkでの滞在は、
44丁目のここアルゴンキンホテル。
歴史を感じさせるエレガントな雰囲気がとてもステキなんだ。
お母さんの愛読書「ニューヨーカー」の発祥の地なんだって!!
それだけじゃないんだ、
このホテルには、猫が住んでいるんだよ!!
 
このホテルの猫の歴史は古く、
1930年代の後半に始まるんだって。
初代のオーナー、フランクケースがノラちゃんを
ファミリーの一員として迎えてから、
ずっと長いこと続いているんだよ。
ステキだよね!!

 

マチルダ (MATIRDA)

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お母さんはお芝居のプロデューサーからホテルの猫の話を聞き、
NEWYORKではこのホテルと、8年前から通っているんだよ。

 

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猫の名前は「マチルダ」。
悲しいことに2000年12月に
天国へ行ってしまった!!
 
気の強い猫だったけど、
ソファーで眠る姿は可愛かったよ。
 
 
 
 
 

 

マチルダはどうも既に2代目になっている様子。

旅先で出会ったネコ達は、
大分、天国へ旅立ったようです。

ニューマチルダ(NEW MATIRDA)

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現在のニューマチルダです。
毛並みの美しい、まるで貴婦人の様に優雅な姿。
 
キラキラ光る瞳で見つめられた時は、
とっても恥ずかしかったよ。
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マチルダをイメージしたカクテルがあるんだ。
オレンジをベースにしてるってお母さんが言っていた。
なんて、おしゃれなんだろネ! 
 
2010年現在15歳。
とっても元気らしいので、また、逢いたいなァ。
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けれどその姿に似合わず、
お母さんはゆったりと横たえるマチルダをスケッチしたくて、
ウズウズしていたにもかかわらず、
ロビーを一周した後は、カウンターの中に潜り込み、
コンピューターの脇で眠ってしまうか、
ベルボーイ達の足下で甘えてるの。
お母さんは朝に深夜にすっかり翻弄されていたんだよ。
 
彼女は大変な人気者で、
世界中から毎日の様にラブレターが届くんだって。
羨ましいね。

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マンハッタン(MANHATTAN)

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皆さん! この写真を見てちょうだいにゃあ!
ボクは本当にショックだった。
 
ここは観光客で最も賑わう5番街。 近代美術館の近くの歩道なんだよ。
 
なかなかのおしゃれをしたご主人は、何やらパフォーマンスをしていたけれど、
2匹のネコちゃんの落ち着いた演技というか、行動には誰もかなわないでしょう。 
 
マンハッタンって本当に、ユニークで素敵な街だね!

 

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ジョン・レノンの「IMAGIN」は、素晴らしい歌だよね。

1980年12月にジョン・レノンは40歳の時に命を絶たれてしまった。
ここはジョン一家がよく散歩をしていたセントラルパーク内のストロベリーフィールズだよ。

1985年10月9日。ジョンの誕生日に当時のNY市長、エドワード・コッチ氏が、ジョンのためにビートルズの曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」から名付けて贈られた場所だそう。そこにオノ・ヨーコが世界平和を祈念して制作したモザイクをNYに寄贈したんだって。

毎日欠かさず花を贈る素晴らしい男性がいるそうだよ。ちょっと切なくなってくるよね。
世界が本当に平和になってくれるといいニャア。想像しようね。

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現在も、オノ・ヨーコが暮らしているダコタハウスが、メトロポリタン美術館から眺められるんだ。
そこでジョンはネコと暮らしていたことがあるのかにゃあ。

 

フロリダ州キーウエスト (KEYWEST IN FRORIDA)

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肌寒いN.Yにさよならをして、
ボクたちは真夏の太陽がまぶしいフロリダ州キーウエストへと移った。
途中、トランク1コが行方不明になるなど、
トラブルもあって大変だったけれど、
なんとかホテル「カサ・マリーナ」に落ち着いた。
メキシコ湾に面したそれは素敵なホテルだよ。
ところが、ここでもまた、猫チャンが待っていてくれたんだ!

 

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彼女の名前はグルービー。
それはそれは魅惑的な猫で、
ボクはすっかり彼女の虜になってしまった。

 

ヘミングウェイの家(ARNEST HEMINGWAY HOUSE)

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待ちに待ったこの日がとうとうやってきた!
ボクのおかあさんは心ときめかせ、
亜熱帯植物が生い茂る美しい住宅街を自転車のペダルを踏んで、進んだ。

目指すは、作家ヘミングウェイの家だ。ト

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レンガ塀に囲まれた広いヘミングウェイの家。
中は、まるでジャングルのようだ。
ここでの生活から、代表作「武器よさらば」や「誰がために鐘は鳴る」が生まれたんだよ。
 
ここにはなんと、現在でも55匹の猫たちが、優しい人々に愛されて、
自由にのびのびと暮らしているんだよ。
羨ましいったらニャイねェー。

 

猫たちのお墓 (A CEMETERY OF THE CATS)

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ここは、庭の片隅にある猫たちのお墓だよ。
マリリン・モンロー、リズ・テイラー、シナトラ……
天国にいった猫たちの名前が
タイルに刻まれているんだ。
モンローの猫なんて、逢ってみたかったなァ……

 

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お母さんがスケッチしていると、 
人なつっこい猫ちゃんたちがやってくる。
こんな素敵な所で暮らせるなんて、
すばらしいねェ!

 

ヘミングウェイの通っていたバー (SLOPPY JOE'S BAR)

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ここが、有名なヘミングウェイが通っていたバーだよ。
ここでは、彼はいまだにパパさんの愛称で親しまれ、彼の存在はいまだに健在だ。
 
けたたましい音楽に誘われて中に入ってみると……、

 

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壁という壁は、当時のヘミングウェイの写真で埋まっている。
お母さんがスケッチをしていると、
向かいの席にいた、オランダから来たというご夫妻のご主人の方が近寄ってきた。
そして、そのスケッチが欲しいと言ってボクたちのテーブルの席に座り込んでしまった。
プレゼント用に新たにスケッチをしてあげたら、
お母さんにビールをごちそうしてくれたよ。
オランダに行ったら、どうかよろしくね。

 

旅ってほんとに素敵だね(MIAMI)

旅は切ないものだ。
もう少しここに居たいと思っても
次のスケジュールが待っている。
後ろ髪引かれる思いで
マイアミへと移った。
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浜に出て、白い貝を拾い集め、
波とたわむれた。
こんなこと何年ぶりかな、と
お母さんは、はしゃいでいる。

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風に吹かれ、ゆったりと大海原を眺めていると、
水平線に浮かぶ遠くの船に突然、西日が当たり、
船が美しく白く輝いた。
そのあと虹が水面から、
雲に向かってまっすぐに伸びたんだ。
 
まるで夢のような世界だったよ。
神様は最後の最後までボクたちに素晴らしい夢を見せてくれた。
旅ってほんとに素敵だね。
 
じゃ、次の旅まで、皆さん、バイバイ!

ネコの街「ロスギャトス」へ(CATS TOWN 「LOSGATOS」)

今回はアメリカの西海岸でのクリスマスシ-ンをちょびっとだけど紹介するネ。
ギフトショップは日本と違って、各店それぞれに個性的で、とってもステキだったよ。
売っている物もそれぞれに異なっていて、オリジナリティがあって、お母さんの目はキラキラ。
残念だけど、おサイフの中身がネェー。
 
ロサンゼルスのクリスマス夜景
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12月ともなると、やっぱり肌寒くってね、日中は木々の紅葉を楽しみ、
夕方は東京と同じで4時過ぎると大分薄暗くなって、あちこちのイルミネ-ションに灯がともって
とっも幻想的で美しかったよ。
けど思っていた程飾り立ててはなかったのがちょっぴり残念だった。
 
ロスのお友達から「西海岸に『猫の街』っていう街があるのよ」って聞かされていたお母さんのウズウズを満たすチャンスがやって来たのです!!
・Los Gatosへの案内板
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ロスから飛行機で約40分、サンノゼに到着。
そこから車で15分ぐらいだったかしら、おしやれでこぢんまりとしたお店が立ち並ぶ、ここが猫の街「ロスギャトス」。
ギャトスがスペイン語で「猫」という意味で、大昔ここに沢山の山猫が棲んでいたことから、
その名前が付いたらしいの。
 
その歴史を教えてくれた店「purrsnickety」、猫ちゃんグッズで溢れた店発見!
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店のシンボルマーク
お母さんのはしゃぎ様ったら、わかるでしょう。

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CATS&DOGS GOODS SHOP「purrsnickety」
ネコグッズショップの全景
店の奥はワン公グッズの売り場になっていて、
おまけに2匹の生きたお猫ちゃんまでもが
待っていてくれた。 

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日本では見られないおしゃれなグッズが一杯!!
そんなステキな店内でいつもレジの脇で眠っている
ロシアンブル-の「pippi」ちゃん(4歳)と、
いつもワン公グッズのクッションの中で眠っている「noodle」ちゃん(1歳)。
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ボクがのぞき込んだら、にらまれちゃったよ!!
「お休みのところ、失礼しました」
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オ-ナ-とpippiちゃんとのゴキゲンなお母さんです。
ボクもここで暮らしてみたいな。
 
是非、皆様もロスギャトスへ旅してね。
そして必ずこのお店を訪ねて上げて下さいね。

それでは次の旅までバイバイ。良い新年を迎えてね!

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ベルギー、イーペルネコ祭りへ!!

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1955年から3年に1度、5月の第2日曜日に催されると定められた、
ネコ祭りを是非とも紹介しなくっちゃネ!!

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ここがイーペル駅。
あの赤い電車がコルトレイク駅からここまで運んでくれたんだよ。
 
運転手さんとボクとの記念スナップ。
気さくでとっても優しい人だった。
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駅前はこんなに美しい公園なの。
ここにいるとあんまり静かで本当に祭りが行われるのかしらと、不安になってくる。
でもボクは来たんだ!!
夢にまで見たイーペルなんだ!!
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駅前からまっすぐに伸びた石畳の道の向こうに見える鐘塔が
祭りの広場に面した市庁舎だよ。
ドキドキしながらも、両サイドに立ち並ぶ
ベルギー独特の階段式の屋根を持つ、美しいレンガ造りの建物に心を奪われ、
一歩ずつ中世にタイムスリップするようで、とっても感動的だったな。

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ショップのウィンドウにはそれぞれに個性的なネコがディスプレイされていてネ、
街全体がネコ祭りを祝うなんて羨ましいよね!!

 

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最初に出会った、祭りの案内人のようなネコ君とネズミちゃんだよ。
祭りのプログラムを売って歩いてるんだ。

ネズミちゃんは可愛いけど、ネコ君のメーキャップがちょっと怖かった。

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ここが会場であるマルクト広場だよ!!
既に準備の出来た元気な子供達。
メーキャップがユニークだよね。

後方に見えるのは裁判所。
両サイドにはレストランが並び、それぞれのガラス窓や壁に飾られた、祭りのマークのようなネコちゃんを、大中小とお母さんは欲しくてウズウズしてたんだけど、バーに入り、店内をスケッチしていたら3枚もプレゼントされて大はしゃぎだった。

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3時も近付いてくると、広場は人で溢れ、いよいよ祭りの始まりだ!!
鼓笛隊の賑やかな演奏が過ぎ、数々のスポンサーのパレードに続いてビッグなネコの女王様と目をグルグルさせて王様がやって来た!!
アー、ボクはドキドキだった。

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そもそもネコ祭りとは、いろいろな説があってね、1600年代にヨーロッパでは宗教上の弾圧で魔女狩りが行われ、ネコは同類と考えられていて、ここイーペルではペストが流行した時、悪霊を滅ぼす為に市庁舎の鐘塔からネコを生贄として投げ落としていたんだって。

そんな不幸な時代もあったけど、今では皆、ネコが大好き!!と言うお祭りで、人口2万人と言うこの街が総出で参加しているんだって、パレードはエジプトからのネコの歴史を絵巻物の様に、次々と面白おかしく、賑やかに楽しませてくれた。それはそれは、見事な2時間だったよ。           

特に子供達が扮するネコも可愛いこと!!  20164622394.gif

 

 

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パレードが去った後、鐘塔からいよいよネコが投げ落とされる。
1938年からは生きたネコから、ぬいぐるみに変わり、拾った人にも幸せが来るとのことで、大人も子供も大フィーバー!!怖いくらいだったよ!!

そんな中でお母さんに
「久世さぁん」って声がかかったんだ!!
何と、ショップのお客さんだった!!

お陰で夜のプログラム、花火ショウ迄も楽しむことが出来たの!!
そのショウがさらに素晴らしくて、興奮しながら車でコルトレイクのホテルまで送ってもらったんだよ。

全てにありがとう!!
ボクもとっても幸せだった。

 

ブルージュのネコ(BRUGGE)

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ボク達の旅はブルージュへ移動しました。
ベルギーは街を過ぎると、こんなに素晴らしい牧場がアチコチで見られるんだよ!!
ここからは数分でブルージュ駅なの。
駅の周辺は美しい森となっていてネ、
草むらにはそれは愛らしい、野ウサギが忙しなく草を食んでいたんだ。
お母さんの喜びようったら、わかるでしょう。
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ここはムメリンク美術館のテラスだよ。
街全体が美術館と言われるだけあって、素晴らしい眺めでしょ!!
多くの美術館の中を歩き回るのだからこの際、
一体ネコの絵がどれだけあるのか探検してみよう!! と決意したお母さん。
心ときめかせて薄暗い館内を歩き始めました。
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古い手術の道具が展示された部屋の片すみに、何とネコがいた!!
修道院の中の病室の絵、修道女足下に一匹の虎ネコがいる。
病人達の慰めに成っていたら、うれしいなァ。
ジャン・ピエール・ブルック作(1739〜1806)とある。
2016413145623.jpg別の美術館でも3枚のネコの作品と出会うことが出来た。
中でも天国の絵の中でイブの足下に虎ネコが2匹描かれていたのにはびっくりしちゃった。
皆それぞれに平和な絵でネ、ネコはその象徴だっ確認出来たんだ。
後でわかったことだけど、
ネコが描かれるのは悪いことが起きる暗示らしいの、
ちょっとボクとしては辛い!!
 
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お母さんは街中を自転車を借りて走り回った。

水車小屋を訪ねた帰り道のこと、
閑静な住宅地の中に黒ネコの看板があるではないか!!
民族博物館だった。
早速チケットを買い、中に入っていくと一匹の太った黒ネコが眠っていたんだよ!! 

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名前はアリスティーダ。
スタッフのランチのおこぼれをせびっている姿が可笑しかった。
博物館の中にネコが住めるなんて羨ましいよね。

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ここは看板がネコだけに、ネコの作品がいろいろ揃ってるんだけれども、
特に紹介したいのがスタンランの黒ネコのポスター。
ここはパリのシャノアールを気に入った元のご主人が似せて作ったバーだったらしい。
それで同じネコのポスターを使ったみたい。   

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「ベルギー見ずしてヨーロッパを語るなかれ」と昔の人が言ったとか・・・

夕日に染まる美しい街。
カリオンの奏べが時刻を知らせ、石畳の道をゆく馬車の蹄の音が心地よく耳に残る。
旅人の心を充分に満たしてくれたベルギー、ありがと。
ニャー。

ペンブリッジコートホテル(THE PEMBRIDGE COURT HOTEL)

ハーイ!!  今回の旅は、動物のこととなると、チトうるさい、イギリスです。
 
少し前までは、入国するための検疫に半年間隔離されたんだけど、
最近は自国の獣医からの認定書があれば良いみたいネ。
半年なんて、淋しくて死んじゃうよ!! よかったよネ。
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このポストカードは、
今回の旅のきっかけとなったお母さんのお友達“ジュン”から送られた、
ロンドンからの便りでした。
彼女が泊まったホテル「ペンブリッジコートホテル」のカードです。
 
ネコの名前は、手前が“スペンサー”、
お隣のネコが“チャーチル”とプリントされています。
 
ワアー!! この愛らしいネコ達に逢いたい!!
 それから約半年後、
お母さんにとっての久し振りのロンドン行きとなりました。 
 
残念なことに経営者が変わり、ホテル名も変更され、現在は倒産したそうです。
ステキなホテルだったのに、本当にクヤシイニャー。
 
-The Pembridge Court Hotel-
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このビクトリア様式のおしゃれな建物がペンブリッジコートホテルです。
場所は映画でおなじみのノッティングヒルゲイト駅近くの高級住宅地。
骨董市で有名なポートベローマーケットも近くにある、とても便利な所です。
 
“この中にあの二匹のネコがいる。” 
はやる心を抑え、ボク達は中に入りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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カウンターの上にネコがいます!!

あのスペンサー*です。
あやしているのはジョンさん。
それはそれは、優しいおじさんです。
スペンサーは13歳。
とても人懐っこく、このホテルのサービス係を担当しています。


*すごく悲しいんだけど、スペンサーは2002年に天国へ旅立ってしまったんだって。もう逢えないなんて辛いよね。

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滞在してから3日目の晩のことです。
お母さんが夜遅くにホテルに戻ると、フロント脇でお母さんを迎え、部屋の中に入ると、まるで自分の部屋の様にリラックス。毛づくろいを終えると、お母さんのベッドの隅で眠りはじめ、翌朝8時、たった一言“ニャー”を合図に部屋を出て行きました。

それが2晩も続いたのです。
お母さんは嬉しさでちょっと、睡眠不足だったみたい。

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支配人のバレリーさん*とボクです。
彼女も4ひきのネコのお母さん。
多くの動物援護活動をしている優しくてとってもチャーミングな女性です。
ここのスタッフの皆さんは、私たちゲストに対してとてもフレンドリー。
楽しげに働く姿がとても心地よく、“さよなら“するのがとても辛かったです。
*その後、バレリーさんも退職したとのこと。もう逢えないなんて淋しいな。


201641412174.jpgクリスティーンが抱いているのが11歳のチャーチルです。
なんと!!25パウンド(11キロ)のおデブちゃん。
ちょっと気難しく、ご飯は目の前まで届けてあげないと食べない横着者。
昼間はこの様に社長の椅子を占領し、ボスの代わりを務めています。
 

2016414122038.jpg彼のベッドは居間の大きなソファーです。
2匹とも世界中に多くのファンを持ち、彼らの名前宛てでホテルの予約もOKだって!!
本当に羨ましいったらないよね!!

どうか元気で長生きしてね、また、会いに行くからね!!
 

ピカデリーサーカス (PICCADILLY CIRCUS)

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ここはピカデリーサーカスです。
以前とは全く異なり、多くの人種で大賑わい。
日曜日となると、アチコチで大道芸人が技を競い、
フレンドリーな雰囲気で楽しい!!
 と、お母さんはゴキゲンです。
 
ボクもいろいろな人達に会えました。
嬉しい、嬉しい記念のスナップ写真です。
土曜日に開く骨董市、ポートベローで写したものも混ざっています。
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ブリティッシュミュージアム (THE BRITISH MUSEUM)

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この旅で一番びっくり興奮させられたのは、
大英博物館にネコが住んでいる!! と知ったことです。
 
博物館に出向き、中の本屋で見つけた
「オットーライン」という“白ネコ”が主人公のお話。
その白ネコは、事実、博物館の隣に住み、
博物館のネコと遊んでいるという。
 
本当かどうか確かめようと、守衛さんに訪ねると
「ああ、この中にも2匹住んでるよ。朝早く来れば会えるさ」。
それを聞いた時のお母さんの喜びといったら!!
 そこでお母さんは"きっと会える、きっと会える"と
呪文のように唱えながら塀ずたいを歩いて行くと、
ドキ!! ネコだ!! ネコに逢えた!!

 

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従業員の出入り口で、まるでお母さんが来るのがわかっていたみたい。
そのネコの名は「ボウ、ボウ」。
フェンスから手招きすると近寄って来た。
最近、日本でも増えている黒っぽい三毛猫ちゃんだ。
 
大英博物館のネコの歴史は1866年、3匹のネコから始まり、
1970年代には、70匹もいたそうだ。
"その頃に来たかったよね!!"
旅することの楽しさって、こうした出会いだね。
本当にウレシイーー!!

 

ハムステッド (HAMPSTEAD)

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ロンドン在住、アーティストのトオル君の案内で彼が住む、
日本でいえば山の手にあたるとてもステキなハムステッドを散歩することが出来たの。
そこで思いがけず、沢山のネコちゃんに逢えました!!
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ロンドンのネコちゃん達は人から危害を受けたことがないのネ。
皆、手招きすると近寄ってくるの、羨ましいなァー。

 

ビッグベン (BIGBEN)

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楽しい思いでを沢山作ってくれたロンドンともお別れの時が来てしまいました。
又いつの日にか来たいな。
 
皆さんどうかいつまでもお元気でネ!!

 

トリニティカレッジ(TRINITY COLLEGE)

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今回の旅のもう一つのきっかけを作ってくれたのは、
雑誌「シンラ」に掲載された
「ケンブリッジ大学の誇り高き猫たち」。
愛らしいネコの写真と記事にすっかり虜になってしまったという訳。
(写真 : トニー・イエンドレイ、文 : 志村博)
 
丁度、日本野鳥の会のメンバー、下重さんが
野鳥の観察に出向くというニュースが入り、ロンドンで合流。
電車にゆられること約1時間30分。
念願のケンブリッジ到着!!
 
早速、自転車を借り、ネコ探険のはじまり、はじまり・・・。
ヤッター!!
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ケンブリッジとは、
ケム川に架かる橋からその名が付いた。
大学の他に30余りのカレッジが有り、
教官と学生がここで共に生活をしながら学んでいる。
これはオックスフォードとここにしかない
独特な制度だそうだ。
 
ボク達は、格式高いトリニティカレッジの寮内に潜入。
興味津々、ドキドキしながら中に進んだ。
その目の前に開けた光景といったら!!
 余りの美しさに言葉もなかった。
 
広大な庭の中央にはケム川が流れ、岸辺では数羽の鴨が毛づくろい。
背後には深い森が続く。
伝統を重んじるお国ならではの素晴らしさ!!
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早速、ケム川を渡るボートに乗ることにした。
日本の俳優“うじきつよし”そっくりな学生の漕ぐボートに乗った。
彼に「シンラ」のコピーを見せ、このネコ達に会いに来たことを告げると、
「その写真のカメラマンの息子とは友達なんだ。次の岸にいるから、紹介してあげるよ!!」
何と!!思いも寄らぬ巡り合わせ!!

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そうして翌日、夢の様な出会いが実現出来たのです。
それがまた二枚目でさ。
それに彼の口から「ボクの家には、15匹のネコがいるよ」ときた。
お母さんの胸の内、わかるでしょう。
写真、中央のお母さんのキャップをかぶった男性がトニー・イエンドレイさんの息子さんとボクです。

ーTRINITY COLLEGEー
2016414145634.jpg浮き立つ心でペダルを踏み、トリニティカレッジ正門に降り立つ。
いとしの「タイタン」に会える時が来たのだ!!
入り口の看板に注意書き。

それもその筈、1546年、ヘンリー8世により設立。
学生長は現在も王室から指名され、
卒業生にはアイザック、ニュートン、バートランド、ラッセル、チャールズ皇太子という、
ちょっと、お母さんには尻込みしてしまう様な顔ぶれだ。
 

20164141587.jpg意を決して中に入れば。
威厳ある建物を背に、石畳の上をゴロニャンしているタイタン見っけ!!
顔付きは我が家の“ベベ”そっくりと、お母さんは留守番をしているネコ達に
“すまないねェ”と、心で詫びたらしいのであった。

次なるは。ジイザスカレッジのネコ「ベンソン」。

ジーザスカレッジ(JESUS COLLEGE)

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ジーザス・カレッジは、
1496年イーリーの司教、ジョン・アルコックが創設。
その名前から、トレードマークがニワトリというのが、実にユーモラス。
そんな親しみやすさがキャンバス内にも漂い、
解放感溢れるカレッジだった。

 

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そんな雰囲気の中、ベンソンとの出会いはパーティの準備をしていた、
それはいと美しき紳士の案内で実現!!
 正門脇、事務所の入口にポストがあり、
窓辺のカウンターの上に置かれたダンボール箱の中で
お昼寝の真っ最中でした。
 
写真よりもすっかり大人びていたけれども、
品格のある愛らしさに変わりはなく、
お母さんは夢が実現できた喜びで、とても幸せそうだした。
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Benson

 

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お母さんがスケッチしているのをのぞきたくて、ウズウズしていた可愛い姉妹。
ボクもてに持ってもらい、ゴキゲンでした。

尋ねることはできなかったけれど、ネコの住むカレッジは、他に、セントジョンズカレッジ、ペンブロックカレッジ、それに唯一の女子カレッジ、ニューホールでも暮している。
伝統を重んじるケンブリッジのカレッジには、昔からのルールが沢山ある中の一つに、
「カレッジで犬を飼うことはまかりならん!!ただし、ネコはお構いなし」という何とも嬉しいルールが、今日まで守られているのだ。

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こうしてこの旅も、予想以上の素晴らしい体験が出来ました。

出会えた多くの皆さん!!
温かく迎えてくれて、本当にありがとう。

又、いつの日にかお会い出来ますように、
ネコちゃん達共々どうかお元気で!!

  

ドゴール空港 (CHARIES-DE-GAULLE AIR PORT)

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ハーイ ! こんにちは、お久しぶりですよね!
 
2004年は、オリンピック年でした。
それもオリンピック発祥の国、ギリシャのアテネでの108年ぶりのゲームとか。しかも元祖ソクラテスさんの国ですよ!
 
その記念すべき年でしょ、アテネの思い出をぜひ、ご紹介しなくっちゃ。 
 
◆   ◇   ◆
 
お母さんがアテネに行けたのは、ピースボートの水先案内人、美術の講師として、アテネからモロッコまでの間の乗船のご招待を受けてのことだったのです。
 
ところがお母さんは、とんでもない失敗をしてしまったのだ!

 

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ドゴール空港で出逢ってしまった猫「ヒットラー」
 
ドゴール空港でのことです。早朝に着きすぎて、アテネ行きを待つ間に、コーヒーショップで時間をつぶしていたところへ、何と、猫ちゃん連れの若い男性の出現に心をすっかり奪われ、気がつけば乗る予定の飛行機はゴーン! 
すでにアテネへと飛んでしまっていたの…!
 
天国から地獄へと突き落とされた僕たちはパリに一泊となっちゃった。
そのことについてはまた、パリ紀行でお話することにして、とにかく、そんなとんでもない、信じられない事件を起こしてしまったのです。
 
その猫の名前は何と、「ヒットラー」!

 

ピレウス港 (PIREUS)

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翌日は無事、アテネに着きましたよ!
 
ホテルからタクシーに乗ったものの、ドライバーはギリシャ語。それぞれにちんぷんかんぷんの会話でも、何とか親切なドライバーの努力により、美しいピレウス港に到着。
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ジューススタンドでギリシャ人に僕を紹介してくれたお母さん。そこでまた、一番若い男性(ニックネーム・ペットさん)の口から、「僕の家にも猫がいる」と聞き、いてもたってもいられず彼の家まで案内してもらいました。

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そこで出会った猫、その名が何と「ドラキュラ」。
 
しゃいでおとなしそうな猫なのに、世界一危険なネコだからって…。
 
彼は3ヶ月前にお父さんを亡くして寂しそうだったから、日本からのおかしなゲストに、少しは気がまぎれたかもしれない、と思いたいな。
 
元気でいるといいね。

プラカ地区 (PLAKA)

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プラカ地区のレストランで逢った猫

アクロポリスの丘の麓にある、おしゃれなプラカ地区はホテルからとっても近くてね、レストランではアテネの猫に何匹も会えたんだよ。
 
大型のワン公が何匹も、のびのびと歩道に寝ていて、そのおおらかさに感激! とお母さんはうらやましがっていた。
 
オリンピックの間に、その犬たちを市長さんはそのままにしよう、ということだったけど、結局は保護されたみたいね。

パルテノン神殿 (PARTHENONOS)

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プラカ地区からパルテノン神殿まではとても近くで、わけなく歩いていけた。
 
それは素晴らしい光景だったよ。
 
そこから眺める夕日が名所となっているけど、街中から見上げた夕日に染まったパルテノン神殿の姿の神々しい美しさったら、なかったね。

エーゲ海クルーズ(AEGEAN SEA CRUISE)

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エーゲ海クルーズはアテネに近い、エギナ、ポロス、イドラ島へ行ったよ。
 
澄み切った青空、青い海に囲まれたそれぞれの島は美しく、また、ゆったりとした豊かさが漂っていて、こんなところで暮らせたらいいなあ、と思うばかりだった。
 

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特に、イドラ島は、皆とで多くのネコが迎えてくれて、
お母さんの喜びようったら!
それにもまして、多くの芸術家に愛されているだけあって、
島全体が中世の面影の中、洗練されたおしゃれな感覚に、
どこもかしこも絵になって、本当に離れがたかったよ。
絶対にまた、行きたい島となりニャンした!


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ピースボートの船 (SHIP OF PEACEBOAT)

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母さんにとって、
生まれて初めての船旅。
 
もちろん僕にとっても幸せな旅を運んでくれたピースボートの船、ロシア船舶「カレリア号」です。
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僕たちの部屋の窓辺です。
生徒さんたちへのサンプルと、スケッチは水先案内人、作家のレ・リイ・ヘイスリップさん。彼女はベトナム人で、映画にもなった「天と地」の著者だよ。お部屋にご招待された時にスケッチしたんだよ。
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ゲストの千葉さんが、僕をダンボールで作ってくれたんだ。うれしいよね!

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スチュワーデスのアルフテイーナさん。とってもまじめで誠実な女性。
おばあさんが、チェルノブイリの近くに住んでいるので、とても心配だと言っていた。二人とも元気でいるといいな。
 
港ってネ!
街に近いとっても便利なところにあるんだよ!
それに定刻どおりに港に着くんで、エライなァ!と、感動しちゃった!

カサブランカ (CASABLANCA)

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お母さんのもっとも好きな映画は、オードリー・ヘップバーン主演の「昼下がりの情事」、次に好きなのが「カサブランカ」。特に音楽が好きで、自分のお葬式には絶対にかけて欲しいんだって。
 
そのカサブランカに着きました。 
 
早速、ホテルハイアットに出向き、バーの壁の飾られた、主演のハンフリー・ボガードの大きな写真に感激の「今日は!」をして、プールサイドのテーブルに座り、ピアニストにテーマ音楽「AS TIME GOSE BYE」を弾いてもらったんだ! 映画のシーンを思い出しながら、お母さんはロマンチックだわさと、うっとりだった。

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市場の猫 (CATS AT THE MARKET)

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市場に猫が多くいることを知り、出向こうと地図を広げて迷っているところへ「大丈夫ですか」と、日本語での質問が耳に!
 
見れば何と、色男。 「大丈夫じゃない」と、お母さん。聞けば、日本人の女性と離婚したそうで、日本語ぺらぺら。天の助けと早速ガイドしてもらい、市場でスケッチ出来ました。
 

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ハリドさんの素晴らしい家族 (NICE KHALID'S FAMILY)

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彼の家族は日本人が大好きで、ぜひ、僕の家に来てほしいと何度も頼まれ、スケジュールの厳しさに、いったんは断ったものの、あまりの熱心さに負けてタクシーで向かったの。
 
着いた彼の家は閑静な住宅地にあり、建物はモロッコスタイル。
 
突然なのに、あったかーい家族に歓待され、おまけにカチャという名前の猫もいて、うれしかったな。 妹さんは、ゆかたに着替え、お母さんはドレスに着替えてきたんだけど、ベルトにゆかたの紐だったのがちょっとおかしかったけど、その気持がうれしいと、お母さんは感激していた。
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実は妹さんは双子さん。その一人の妹さんの大切なカチャ。

 

出されたミントティー、ビスケット、ミルクティーの味がすばらしくって、乾燥した環境の中にこそ合った産物だと、、改めてそれぞれの味を味わっていたみたいだった。
 
夕飯をとすすめられたけど、明日は帰国だし、オールドタウンをスケッチしたいからと、離れがたかったけど、さよならしたんだ。これが旅人の切なさよ、と、お母さんは寂しがっていたっけ。

 

オールドタウン(OLD TOWN)

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アーチ型のアーケイドの立ち並ぶオールドタウンは、多くのお土産屋さんでにぎわう街でした。一軒の店先でスケッチさせてもらっていると、いつの間にか多くのモロッコ人に囲まれ、大にぎわい。
 
 
描き終わったところへ突然、まるで生きた天使のような愛らしい女の子にお母さん、チュウっとキスをされたんだよ! びっくりだったな。 
 
そして、一人の金髪の女性がお母さんのそばに歩み寄ってきて、ここはとても危険な所だから、あなたのホテルまで送りましょうと誘ってくれて、無事ホテルに戻れました。
 
親切な人々に迎えられ、カサブランカの思い出はいつまでも忘れられない旅となったのです。
 
モロッコでは、犬は不浄の動物だからと嫌われ、猫は清潔な動物として愛されているそうで、僕にとっても大切な国となりました。みんな有難う!

 

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カメラマン 宇井柳成氏撮影によるソクラテス

 

こうして幸せに、この旅も終了しました。

お楽しみいただけましたか。
 
また、次の旅を楽しみにしていてネ。
それまで、バイバイ。