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ベルギー・ネコ祭り編

ベルギー、イーペルネコ祭りへ!!

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1955年から3年に1度、5月の第2日曜日に催されると定められた、
ネコ祭りを是非とも紹介しなくっちゃネ!!

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ここがイーペル駅。
あの赤い電車がコルトレイク駅からここまで運んでくれたんだよ。
 
運転手さんとボクとの記念スナップ。
気さくでとっても優しい人だった。
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駅前はこんなに美しい公園なの。
ここにいるとあんまり静かで本当に祭りが行われるのかしらと、不安になってくる。
でもボクは来たんだ!!
夢にまで見たイーペルなんだ!!
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駅前からまっすぐに伸びた石畳の道の向こうに見える鐘塔が
祭りの広場に面した市庁舎だよ。
ドキドキしながらも、両サイドに立ち並ぶ
ベルギー独特の階段式の屋根を持つ、美しいレンガ造りの建物に心を奪われ、
一歩ずつ中世にタイムスリップするようで、とっても感動的だったな。

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ショップのウィンドウにはそれぞれに個性的なネコがディスプレイされていてネ、
街全体がネコ祭りを祝うなんて羨ましいよね!!

 

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最初に出会った、祭りの案内人のようなネコ君とネズミちゃんだよ。
祭りのプログラムを売って歩いてるんだ。

ネズミちゃんは可愛いけど、ネコ君のメーキャップがちょっと怖かった。

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ここが会場であるマルクト広場だよ!!
既に準備の出来た元気な子供達。
メーキャップがユニークだよね。

後方に見えるのは裁判所。
両サイドにはレストランが並び、それぞれのガラス窓や壁に飾られた、祭りのマークのようなネコちゃんを、大中小とお母さんは欲しくてウズウズしてたんだけど、バーに入り、店内をスケッチしていたら3枚もプレゼントされて大はしゃぎだった。

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3時も近付いてくると、広場は人で溢れ、いよいよ祭りの始まりだ!!
鼓笛隊の賑やかな演奏が過ぎ、数々のスポンサーのパレードに続いてビッグなネコの女王様と目をグルグルさせて王様がやって来た!!
アー、ボクはドキドキだった。

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そもそもネコ祭りとは、いろいろな説があってね、1600年代にヨーロッパでは宗教上の弾圧で魔女狩りが行われ、ネコは同類と考えられていて、ここイーペルではペストが流行した時、悪霊を滅ぼす為に市庁舎の鐘塔からネコを生贄として投げ落としていたんだって。

そんな不幸な時代もあったけど、今では皆、ネコが大好き!!と言うお祭りで、人口2万人と言うこの街が総出で参加しているんだって、パレードはエジプトからのネコの歴史を絵巻物の様に、次々と面白おかしく、賑やかに楽しませてくれた。それはそれは、見事な2時間だったよ。           

特に子供達が扮するネコも可愛いこと!!  20164622394.gif

 

 

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パレードが去った後、鐘塔からいよいよネコが投げ落とされる。
1938年からは生きたネコから、ぬいぐるみに変わり、拾った人にも幸せが来るとのことで、大人も子供も大フィーバー!!怖いくらいだったよ!!

そんな中でお母さんに
「久世さぁん」って声がかかったんだ!!
何と、ショップのお客さんだった!!

お陰で夜のプログラム、花火ショウ迄も楽しむことが出来たの!!
そのショウがさらに素晴らしくて、興奮しながら車でコルトレイクのホテルまで送ってもらったんだよ。

全てにありがとう!!
ボクもとっても幸せだった。

 

ブルージュのネコ(BRUGGE)

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ボク達の旅はブルージュへ移動しました。
ベルギーは街を過ぎると、こんなに素晴らしい牧場がアチコチで見られるんだよ!!
ここからは数分でブルージュ駅なの。
駅の周辺は美しい森となっていてネ、
草むらにはそれは愛らしい、野ウサギが忙しなく草を食んでいたんだ。
お母さんの喜びようったら、わかるでしょう。
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ここはムメリンク美術館のテラスだよ。
街全体が美術館と言われるだけあって、素晴らしい眺めでしょ!!
多くの美術館の中を歩き回るのだからこの際、
一体ネコの絵がどれだけあるのか探検してみよう!! と決意したお母さん。
心ときめかせて薄暗い館内を歩き始めました。
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古い手術の道具が展示された部屋の片すみに、何とネコがいた!!
修道院の中の病室の絵、修道女足下に一匹の虎ネコがいる。
病人達の慰めに成っていたら、うれしいなァ。
ジャン・ピエール・ブルック作(1739〜1806)とある。
2016413145623.jpg別の美術館でも3枚のネコの作品と出会うことが出来た。
中でも天国の絵の中でイブの足下に虎ネコが2匹描かれていたのにはびっくりしちゃった。
皆それぞれに平和な絵でネ、ネコはその象徴だっ確認出来たんだ。
後でわかったことだけど、
ネコが描かれるのは悪いことが起きる暗示らしいの、
ちょっとボクとしては辛い!!
 
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お母さんは街中を自転車を借りて走り回った。

水車小屋を訪ねた帰り道のこと、
閑静な住宅地の中に黒ネコの看板があるではないか!!
民族博物館だった。
早速チケットを買い、中に入っていくと一匹の太った黒ネコが眠っていたんだよ!! 

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名前はアリスティーダ。
スタッフのランチのおこぼれをせびっている姿が可笑しかった。
博物館の中にネコが住めるなんて羨ましいよね。

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ここは看板がネコだけに、ネコの作品がいろいろ揃ってるんだけれども、
特に紹介したいのがスタンランの黒ネコのポスター。
ここはパリのシャノアールを気に入った元のご主人が似せて作ったバーだったらしい。
それで同じネコのポスターを使ったみたい。   

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「ベルギー見ずしてヨーロッパを語るなかれ」と昔の人が言ったとか・・・

夕日に染まる美しい街。
カリオンの奏べが時刻を知らせ、石畳の道をゆく馬車の蹄の音が心地よく耳に残る。
旅人の心を充分に満たしてくれたベルギー、ありがと。
ニャー。