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ケンブリッジのネコ編

トリニティカレッジ(TRINITY COLLEGE)

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今回の旅のもう一つのきっかけを作ってくれたのは、
雑誌「シンラ」に掲載された
「ケンブリッジ大学の誇り高き猫たち」。
愛らしいネコの写真と記事にすっかり虜になってしまったという訳。
(写真 : トニー・イエンドレイ、文 : 志村博)
 
丁度、日本野鳥の会のメンバー、下重さんが
野鳥の観察に出向くというニュースが入り、ロンドンで合流。
電車にゆられること約1時間30分。
念願のケンブリッジ到着!!
 
早速、自転車を借り、ネコ探険のはじまり、はじまり・・・。
ヤッター!!
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ケンブリッジとは、
ケム川に架かる橋からその名が付いた。
大学の他に30余りのカレッジが有り、
教官と学生がここで共に生活をしながら学んでいる。
これはオックスフォードとここにしかない
独特な制度だそうだ。
 
ボク達は、格式高いトリニティカレッジの寮内に潜入。
興味津々、ドキドキしながら中に進んだ。
その目の前に開けた光景といったら!!
 余りの美しさに言葉もなかった。
 
広大な庭の中央にはケム川が流れ、岸辺では数羽の鴨が毛づくろい。
背後には深い森が続く。
伝統を重んじるお国ならではの素晴らしさ!!
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早速、ケム川を渡るボートに乗ることにした。
日本の俳優“うじきつよし”そっくりな学生の漕ぐボートに乗った。
彼に「シンラ」のコピーを見せ、このネコ達に会いに来たことを告げると、
「その写真のカメラマンの息子とは友達なんだ。次の岸にいるから、紹介してあげるよ!!」
何と!!思いも寄らぬ巡り合わせ!!

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そうして翌日、夢の様な出会いが実現出来たのです。
それがまた二枚目でさ。
それに彼の口から「ボクの家には、15匹のネコがいるよ」ときた。
お母さんの胸の内、わかるでしょう。
写真、中央のお母さんのキャップをかぶった男性がトニー・イエンドレイさんの息子さんとボクです。

ーTRINITY COLLEGEー
2016414145634.jpg浮き立つ心でペダルを踏み、トリニティカレッジ正門に降り立つ。
いとしの「タイタン」に会える時が来たのだ!!
入り口の看板に注意書き。

それもその筈、1546年、ヘンリー8世により設立。
学生長は現在も王室から指名され、
卒業生にはアイザック、ニュートン、バートランド、ラッセル、チャールズ皇太子という、
ちょっと、お母さんには尻込みしてしまう様な顔ぶれだ。
 

20164141587.jpg意を決して中に入れば。
威厳ある建物を背に、石畳の上をゴロニャンしているタイタン見っけ!!
顔付きは我が家の“ベベ”そっくりと、お母さんは留守番をしているネコ達に
“すまないねェ”と、心で詫びたらしいのであった。

次なるは。ジイザスカレッジのネコ「ベンソン」。

ジーザスカレッジ(JESUS COLLEGE)

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ジーザス・カレッジは、
1496年イーリーの司教、ジョン・アルコックが創設。
その名前から、トレードマークがニワトリというのが、実にユーモラス。
そんな親しみやすさがキャンバス内にも漂い、
解放感溢れるカレッジだった。

 

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そんな雰囲気の中、ベンソンとの出会いはパーティの準備をしていた、
それはいと美しき紳士の案内で実現!!
 正門脇、事務所の入口にポストがあり、
窓辺のカウンターの上に置かれたダンボール箱の中で
お昼寝の真っ最中でした。
 
写真よりもすっかり大人びていたけれども、
品格のある愛らしさに変わりはなく、
お母さんは夢が実現できた喜びで、とても幸せそうだした。
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Benson

 

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お母さんがスケッチしているのをのぞきたくて、ウズウズしていた可愛い姉妹。
ボクもてに持ってもらい、ゴキゲンでした。

尋ねることはできなかったけれど、ネコの住むカレッジは、他に、セントジョンズカレッジ、ペンブロックカレッジ、それに唯一の女子カレッジ、ニューホールでも暮している。
伝統を重んじるケンブリッジのカレッジには、昔からのルールが沢山ある中の一つに、
「カレッジで犬を飼うことはまかりならん!!ただし、ネコはお構いなし」という何とも嬉しいルールが、今日まで守られているのだ。

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こうしてこの旅も、予想以上の素晴らしい体験が出来ました。

出会えた多くの皆さん!!
温かく迎えてくれて、本当にありがとう。

又、いつの日にかお会い出来ますように、
ネコちゃん達共々どうかお元気で!!