大丸デパートミュージアムで開催された「パウル、クレー」展へ、友人のお誘いで出向いた。
前の晩に、本棚に飾ったままの「クレーの日記」南原 実訳(新潮社)を開き、
クレーは必ず、ネコ好きの筈。と、おおざっぱに読み、
家族宛の手紙の中に、奥様であるリリーと、子供への想いに続き、
「それにしても可哀想なのは猫さんだ」と、書かれたページを見つけられたのですよ!
猫に対し、猫さんと書く クレー。何と、優しい方でしょう。
そんな想いで、作品を鑑賞。
ありました!りりーとクレー、クレーの背中には
「ビムボー」という名の白いチンチラ系の猫の写った写真が展示されていたのです。
もちろん、作品も素晴らしかった。
只、ちょっと、点数が少なすぎたのが、とても残念!
その後、東京駅構内のレストランで、友人と歓談し、
店を出た私の目に留まったのが、何と、2匹の毛艶の良い、黒猫が自動販売機の上にいたのです!
レストランに戻り、猫のことを尋ねると、時たま現れ、ご飯をあげてる人がいるようですよ。とのこと。
東京駅に住む猫がいるなんて、何と、ステキ!感動を胸に家路へと向かった私でした。
赤虎、雉虎の2匹は里子に出すことが出来ました!
鹿児島に空輸された猫も、ご家族にとても可愛がられているようです。本当に助かりました。