芝久保町にお住まいの「動物愛護推進委員」島田ますさんのご推薦で、
私も都知事より委任される推進委員になることとなり、
保谷庁舎保全課にて話し合いの結果、お受けすることになりました。
島田さんは、既に82歳のご高齢にもかかわらず、お一人でお役目を果たしてらした、
とても責任感の強い尊敬できる女性で、お逢い出来たことに対し感謝です。
何より、実にチャーミングな女性なのです。
これからは、もっと各地域に委員を増やせば、援護している方々の立場は地域のご理解にもつながり、
活動しやすくなることでしょう。
島田さんとお別れした後、向かうは東大農場。
「熊のためにどんぐりをお届けください」という東興通信の記事を見て、早速、
投稿なさった宮本 さほさんに、もっと詳しいことを知りたくて連絡したのです。
以前より、とても気になっていたからです。
集めたどんぐりを直接お送り先に送りたいので、ご住所を知りたいと申し出ますと、
快く、富山県、群馬県、石川県の担当者をご紹介してくださった。
状況を知りたけらばと、「日本熊守協会」もご紹介いただいたので、
早速、検索してみれば、1トンのどんぐりが集まったので、ストップしてください。
と書かれていたので、又、宮本さんにどういうことかと伺うと、
相当数の熊が殺されている。その為、里に下りてくる熊の頭数がへっている。
おまけに熊の肝、胆のうは中 国漢方薬として、一頭分が80万円で販売できる為もあって、
駆除に拍車をかけているようだ。
けれど、冬眠する前には、きっと山から下りて来るでしょうから、集めてくださいとのことだった。
ともかくお会いしたいし、空手で訪問するのも失礼だしと、農場で拾えるだけ拾い、
お届けしながらの訪問となり。
実は、宮本さんはNYのミュージカルで活躍なさってるダンサーなのです。
その為、訪問先はスタジオです。
スタジオの入り口には、これから発送するどんぐりが詰まった、長さ約1メートル以上、
厚み60センチほどの大きなダンボールが2個も置かれてあった。
宮本さんは、とても小柄な方で子供たちのレッスン中にもかかわらず、迎えてくださった。
拾ったどんぐりをお見せし、乾燥はどの程度か、白っぽくなるまでです。とのことでしたが、
お受け取りくださった。
どんぐりだけでなく、「日本熊守協会」は、熊が安心して暮らせる山を購入もしている為、
ご寄付を募っていることも教えてくださいました。
どうか、どんぐりのご協力、又ご寄付をお願いいたします。
どんぐりは充分に乾燥し、紙袋に入れてお届けください。とのことです。
宮本 さほさんのご連絡先 090-3814-6274
この件を知る2日前、保谷庁舎こもれびホールにて「いのちと心を守る都市の森」と題し、
国際生態学センター研究所長講師 宮脇 昭さんの講演があった。
宮脇さんは、その土地に合った主木を中心に苗木を植える「宮脇方式」で、
国内外1500カ所で3000万本の植林をされる、素晴らしい方。
アフリカ人、「もったいない」のマータイさんにも指導をなさってる方です。
宮脇さんは、日本古来のどんぐりや、しいのみのなる苗木を植樹するようにと、
提唱なさってらっしゃる方なので、宮本さんの行動と共通することでもあり、
素晴らしい方がたと出逢えたわが身としては、ネコの為にも環境保全は大事なテーマでもあり、
何が出来るか考え、行動したいと思っております。