2008.2.10

フーちゃんはあれから、飲まず、食わずが数日続き、

医者の診断により、点滴と、血液検査をしてもらいましたが、原因が解らないとのこと。
私の判断では、鳩を口にくわえた際のウイルスが原因と思われるのです。

前回もリンパが腫れましたからね。困ったものですが、現在はすっかり元の元気君になりました。

2月6日~8日まで、実はやっと湘南里帰りが出来ました。
中々、チャンスがつかめん為、2回目の大磯バスツアーに参加。

旧吉田茂邸と島崎藤村邸を見学した後、

私が暮らしていた所の斜前、松並木で私はツアーから離れ久々大磯を散策。

西行法師庵の鴫立沢は、残念なことに12日まで改装工事の為、見学不可!

只、茅葺屋根が葺きなおされ、美しい姿は通りからも充分味わえた。

その足で通っていた幼稚園を訪ねる。

現在は教会だけで、幼稚園はとうの昔に閉園。

三角屋根のそれは可愛らしいこじんまりとした教会で、

しばし、スケッチをしながら当時のことを思い出しておりました。

大磯駅に出て観光案内所を訪ね、以前、大磯に住んでいて…

と、一人のご婦人と話していた所長さんに話しかけたところ、

そのご婦人が「あなた、久世さん?」と!訊かれたのですよ!
何と、幼稚園の先生をなさってらした方でした。
私が出た後に勤務なさったらしいのですが、母のことをよくご存知で、

私のことは学校の先輩たちから、活躍をきいていたとのこと。

昔の大磯がいかに素晴らしかったかを、語り部としてなんらかの形で残したいので、

その際には協力してねと、頼まれたのです。びっくりでしたよ!

その後、TAXIで、今回の旅の目的である二宮の友人宅へ、ご両親のお見舞いに出向きました。

思っていたよりお元気で安心し、一路、葉山へと移動。

御用邸近くの常宿「大海荘」へ友人の中村さんが車で送ってくれました。
翌日の朝目を覚まし、障子を開けてびっくり!

テラスの縁にそれは大きな青サギが朝日を浴び、輝くようなお姿を見せてくれたのです。

白鷺しか見たことがなかったもので、カメラを構えたら、向かいの松の枝に移動してしまいました。

残念!

朝食を済ませ、テラスに目をやると、何と、今度は、白ネコが座っている!何と!幸せ!
このあたりのノラだそうだけれど、愛らしい顔立ちのきれいなネコです。
ノラといえば、前回、天皇陛下がネコ好きと知りましたが、

美智子妃も可愛がっていたノラがいたそうです。

お二人ともネコ好きなんですよ!嬉しいですよね!
大海荘の近くには「葉山猫美術館」が出来たのですが、

開館日が、土、日、月のみの為、見られませんでした。
他には、大海荘から、ほんの数メーター先に気功の先生もおりまして、

精神、身体の為にも私にとって、大事な場所なのです。ぜひ、おすすめします。
大海荘 (TEL0468~75~1241)

葉山と大磯は湘南でも大分、異なります。
葉山の空はトンビが大きな翼を広げて飛び通っておりますが、大磯には全く、トンビはおりません。

まして、青サギなんて、考えられない。わかめ漁もありません。
葉山は太陽が水平線に沈みます。それはそれは美しく、これが見たさに葉山にくるのです。
が、今回気づいた事に、葉山から眺める美しい富士山は、大磯の上に重なって見えるのですよ!

8日帰りがけに鎌倉、十二所にお住まいのムサビの先輩、石丸雅通さんを訪ねました。
彼の作品はご存知と思います。
銀座、和光のウインドウに大きな動物や、鯨を飾った方です。
20年数年振りのお宅といったら!山の中腹にそれは巨大な鯨が横たわり、

玄関先にもサメが迎えてくれまして、

重厚な鎧のようなドアを開けたらば、石丸さんは、日本のガウデイか!
SALON DE 酔鯨館、石丸雅通ミュージアムを検索してくださいませ。
(TEL 0467~25~0687) ここへもぜひ、お訪ねくださいませ。
友人の中村さんもびっくり!二人して、キャ、キャと、大騒ぎ!ごきげんなひと時でした!
こうして、久々の湘南旅行終了。又、海の傍で暮らしたいなあ!海ってほんに素晴らしい!