以前、友人と偶然に続々と出会ったとお話ししましたが。。。
我が家の近くにある古本屋「アカシア書店」へ、
バザーの会計報告を届けに出向きました。
忙しいので、本を買うのは止めようと決めていたものの、
目に止まったのが
「逆光のメディチ」藤本ひとみ著(新潮文庫)。
私の作品がモナリザの足元にて展示されたこともあり、
久々に藤本さんの本を読みたくなり購入。
ついでに椎名誠著「ばかおとっつあんにはなりたくない」
(角川文庫)も買ってしまった。
「逆光のメディチ」はダビンチ自身を語る小説でした。
何とその晩のことよ。。。
NHKでダビンチに関する番組が始まっているではないのよ!
また、椎名誠の本の中には黒川紀章を批判するページがあって、
読んでいたところ、NHKの「ラジオ深夜便」で、
イギリス在住の奥様黒川さんのお国事情を語ってるではないのよ!
何て不思議!(奥様は黒川紀章とは無関係な方)
椎名誠のエッセイでは男たちの世界が自由で羨ましいったらないわね!
まぁ、彼のキャラクターによるものでしょうけれど。。。
この2種の本、実に面白いです!
メディチの本には、フィレンツェでの工房の情景、
また、作家の苦悩が実によく書かれてます。
藤本さんの本は、原田マハさんとは対照的で、
男と女の愛慾、妬み、恨みの表現が実にうまいのです。
たまにはロマンチックな世界に浸るのもよいでしょ!
なぁんて!
本に夢中になってらんない状況だのに。。。
展覧会制作は遅れるばかり。。。
明日は子供達の造形教室。
これもまた悩みながらも何とかサンプルまとめられてほっと!
本を読みたい!
もうこれって、薬みたいだわ!
本て実に面白いねぇ。。。
おお神よ!お力を。。。ですよ。