アテネ編

ドゴール空港 (CHARIES-DE-GAULLE AIR PORT)

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ハーイ ! こんにちは、お久しぶりですよね!
 
2004年は、オリンピック年でした。
それもオリンピック発祥の国、ギリシャのアテネでの108年ぶりのゲームとか。しかも元祖ソクラテスさんの国ですよ!
 
その記念すべき年でしょ、アテネの思い出をぜひ、ご紹介しなくっちゃ。 
 
◆   ◇   ◆
 
お母さんがアテネに行けたのは、ピースボートの水先案内人、美術の講師として、アテネからモロッコまでの間の乗船のご招待を受けてのことだったのです。
 
ところがお母さんは、とんでもない失敗をしてしまったのだ!

 

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ドゴール空港で出逢ってしまった猫「ヒットラー」
 
ドゴール空港でのことです。早朝に着きすぎて、アテネ行きを待つ間に、コーヒーショップで時間をつぶしていたところへ、何と、猫ちゃん連れの若い男性の出現に心をすっかり奪われ、気がつけば乗る予定の飛行機はゴーン! 
すでにアテネへと飛んでしまっていたの…!
 
天国から地獄へと突き落とされた僕たちはパリに一泊となっちゃった。
そのことについてはまた、パリ紀行でお話することにして、とにかく、そんなとんでもない、信じられない事件を起こしてしまったのです。
 
その猫の名前は何と、「ヒットラー」!

 

ピレウス港 (PIREUS)

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翌日は無事、アテネに着きましたよ!
 
ホテルからタクシーに乗ったものの、ドライバーはギリシャ語。それぞれにちんぷんかんぷんの会話でも、何とか親切なドライバーの努力により、美しいピレウス港に到着。
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ジューススタンドでギリシャ人に僕を紹介してくれたお母さん。そこでまた、一番若い男性(ニックネーム・ペットさん)の口から、「僕の家にも猫がいる」と聞き、いてもたってもいられず彼の家まで案内してもらいました。

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そこで出会った猫、その名が何と「ドラキュラ」。
 
しゃいでおとなしそうな猫なのに、世界一危険なネコだからって…。
 
彼は3ヶ月前にお父さんを亡くして寂しそうだったから、日本からのおかしなゲストに、少しは気がまぎれたかもしれない、と思いたいな。
 
元気でいるといいね。

プラカ地区 (PLAKA)

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プラカ地区のレストランで逢った猫

アクロポリスの丘の麓にある、おしゃれなプラカ地区はホテルからとっても近くてね、レストランではアテネの猫に何匹も会えたんだよ。
 
大型のワン公が何匹も、のびのびと歩道に寝ていて、そのおおらかさに感激! とお母さんはうらやましがっていた。
 
オリンピックの間に、その犬たちを市長さんはそのままにしよう、ということだったけど、結局は保護されたみたいね。

パルテノン神殿 (PARTHENONOS)

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プラカ地区からパルテノン神殿まではとても近くで、わけなく歩いていけた。
 
それは素晴らしい光景だったよ。
 
そこから眺める夕日が名所となっているけど、街中から見上げた夕日に染まったパルテノン神殿の姿の神々しい美しさったら、なかったね。

エーゲ海クルーズ(AEGEAN SEA CRUISE)

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エーゲ海クルーズはアテネに近い、エギナ、ポロス、イドラ島へ行ったよ。
 
澄み切った青空、青い海に囲まれたそれぞれの島は美しく、また、ゆったりとした豊かさが漂っていて、こんなところで暮らせたらいいなあ、と思うばかりだった。
 

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特に、イドラ島は、港で多くのネコが迎えてくれて、
お母さんの喜びようったら!
それにもまして、多くの芸術家に愛されているだけあって、
島全体が中世の面影の中、洗練されたおしゃれな感覚に、
どこもかしこも絵になって、本当に離れがたかったよ。
絶対にまた、行きたい島となりニャンした!


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ピースボートの船 (SHIP OF PEACEBOAT)

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母さんにとって、
生まれて初めての船旅。
 
もちろん僕にとっても幸せな旅を運んでくれたピースボートの船、ロシア船舶「カレリア号」です。
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僕たちの部屋の窓辺です。
生徒さんたちへのサンプルと、スケッチは水先案内人、作家のレ・リイ・ヘイスリップさん。彼女はベトナム人で、映画にもなった「天と地」の著者だよ。お部屋にご招待された時にスケッチしたんだよ。
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ゲストの千葉さんが、僕をダンボールで作ってくれたんだ。うれしいよね!

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スチュワーデスのアルフテイーナさん。とってもまじめで誠実な女性。
おばあさんが、チェルノブイリの近くに住んでいるので、とても心配だと言っていた。二人とも元気でいるといいな。
 
港ってネ!
街に近いとっても便利なところにあるんだよ!
それに定刻どおりに港に着くんで、エライなァ!と、感動しちゃった!