ロンドンのネコ編

ペンブリッジコートホテル(THE PEMBRIDGE COURT HOTEL)

ハーイ!!  今回の旅は、動物のこととなると、チトうるさい、イギリスです。
 
少し前までは、入国するための検疫に半年間隔離されたんだけど、
最近は自国の獣医からの認定書があれば良いみたいネ。
半年なんて、淋しくて死んじゃうよ!! よかったよネ。
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このポストカードは、
今回の旅のきっかけとなったお母さんのお友達“ジュン”から送られた、
ロンドンからの便りでした。
彼女が泊まったホテル「ペンブリッジコートホテル」のカードです。
 
ネコの名前は、手前が“スペンサー”、
お隣のネコが“チャーチル”とプリントされています。
 
ワアー!! この愛らしいネコ達に逢いたい!!
 それから約半年後、
お母さんにとっての久し振りのロンドン行きとなりました。 
 
残念なことに経営者が変わり、ホテル名も変更され、現在は倒産したそうです。
ステキなホテルだったのに、本当にクヤシイニャー。
 
-The Pembridge Court Hotel-
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このビクトリア様式のおしゃれな建物がペンブリッジコートホテルです。
場所は映画でおなじみのノッティングヒルゲイト駅近くの高級住宅地。
骨董市で有名なポートベローマーケットも近くにある、とても便利な所です。
 
“この中にあの二匹のネコがいる。” 
はやる心を抑え、ボク達は中に入りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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カウンターの上にネコがいます!!

あのスペンサー*です。
あやしているのはジョンさん。
それはそれは、優しいおじさんです。
スペンサーは13歳。
とても人懐っこく、このホテルのサービス係を担当しています。


*すごく悲しいんだけど、スペンサーは2002年に天国へ旅立ってしまったんだって。もう逢えないなんて辛いよね。

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滞在してから3日目の晩のことです。
お母さんが夜遅くにホテルに戻ると、フロント脇でお母さんを迎え、部屋の中に入ると、まるで自分の部屋の様にリラックス。毛づくろいを終えると、お母さんのベッドの隅で眠りはじめ、翌朝8時、たった一言“ニャー”を合図に部屋を出て行きました。

それが2晩も続いたのです。
お母さんは嬉しさでちょっと、睡眠不足だったみたい。

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支配人のバレリーさん*とボクです。
彼女も4ひきのネコのお母さん。
多くの動物援護活動をしている優しくてとってもチャーミングな女性です。
ここのスタッフの皆さんは、私たちゲストに対してとてもフレンドリー。
楽しげに働く姿がとても心地よく、“さよなら“するのがとても辛かったです。
*その後、バレリーさんも退職したとのこと。もう逢えないなんて淋しいな。


201641412174.jpgクリスティーンが抱いているのが11歳のチャーチルです。
なんと!!25パウンド(11キロ)のおデブちゃん。
ちょっと気難しく、ご飯は目の前まで届けてあげないと食べない横着者。
昼間はこの様に社長の椅子を占領し、ボスの代わりを務めています。
 

2016414122038.jpg彼のベッドは居間の大きなソファーです。
2匹とも世界中に多くのファンを持ち、彼らの名前宛てでホテルの予約もOKだって!!
本当に羨ましいったらないよね!!

どうか元気で長生きしてね、また、会いに行くからね!!
 

ピカデリーサーカス (PICCADILLY CIRCUS)

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ここはピカデリーサーカスです。
以前とは全く異なり、多くの人種で大賑わい。
日曜日となると、アチコチで大道芸人が技を競い、
フレンドリーな雰囲気で楽しい!!
 と、お母さんはゴキゲンです。
 
ボクもいろいろな人達に会えました。
嬉しい、嬉しい記念のスナップ写真です。
土曜日に開く骨董市、ポートベローで写したものも混ざっています。
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ブリティッシュミュージアム (THE BRITISH MUSEUM)

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この旅で一番びっくり興奮させられたのは、
大英博物館にネコが住んでいる!! と知ったことです。
 
博物館に出向き、中の本屋で見つけた
「オットーライン」という“白ネコ”が主人公のお話。
その白ネコは、事実、博物館の隣に住み、
博物館のネコと遊んでいるという。
 
本当かどうか確かめようと、守衛さんに訪ねると
「ああ、この中にも2匹住んでるよ。朝早く来れば会えるさ」。
それを聞いた時のお母さんの喜びといったら!!
 そこでお母さんは"きっと会える、きっと会える"と
呪文のように唱えながら塀ずたいを歩いて行くと、
ドキ!! ネコだ!! ネコに逢えた!!

 

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従業員の出入り口で、まるでお母さんが来るのがわかっていたみたい。
そのネコの名は「ボウ、ボウ」。
フェンスから手招きすると近寄って来た。
最近、日本でも増えている黒っぽい三毛猫ちゃんだ。
 
大英博物館のネコの歴史は1866年、3匹のネコから始まり、
1970年代には、70匹もいたそうだ。
"その頃に来たかったよね!!"
旅することの楽しさって、こうした出会いだね。
本当にウレシイーー!!

 

ハムステッド (HAMPSTEAD)

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ロンドン在住、アーティストのトオル君の案内で彼が住む、
日本でいえば山の手にあたるとてもステキなハムステッドを散歩することが出来たの。
そこで思いがけず、沢山のネコちゃんに逢えました!!
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ロンドンのネコちゃん達は人から危害を受けたことがないのネ。
皆、手招きすると近寄ってくるの、羨ましいなァー。

 

ビッグベン (BIGBEN)

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楽しい思いでを沢山作ってくれたロンドンともお別れの時が来てしまいました。
又いつの日にか来たいな。
 
皆さんどうかいつまでもお元気でネ!!