展覧会へ向けて。。。
10月でテーマが「猫と魔女」となりますと、
たぶん、ハロウィーンかしらんと、思われるでしょう。
現在の市場に溢れるハロウィーングッズは可愛い品物ですが、
街に繰り出す若者たちの行為はいかがなものでしょう?
日本人の、意味を考えずに上っ面ばかりに浮かれる国民性に対して、
とても疑問を持ちます。
元はと言えば、ケルトの収穫祭がサンタクロースと同じように
アメリカに渡り、現在のような行事となっています。
イタリアでのクリスマスは、12月25日から1月6日まで。
最終日には魔女が子供の枕元の靴下の中に、
その年に良い子にしているとお菓子を入れ、
悪い子にしていると石を入れるという『ベファーナ』という
魔女の祭りだそうです。
今回は、平面に紙粘土で魔女を制作しました。
レリーフがほとんどです。
イタリアのクリスマスの慣習を知り、
私の魔女は、世の中を幸せに導く善良な魔女に仕立てたのです。
「ホーキはいりませんか」
「春ですよー」
11月4日まで催しております。
他の作家さんのたちの作品の世界観もそれぞれに大変素晴らしいので、
足を運んでみてはいかがでしょうか。